あなたはこれまでに使ったお金で一番の買い物は何でしたでしょうか?

人生では誰もが直面する大きな出費があります。

・住宅費
・教育費
・老後資金

人生三大出費ですね。

貯金を増やしたり、資産をつくる上で三大出費は大きな障害になります。

今回は「住宅費」に対しての考え方について分かりやすく書いてみます。

この記事を読むことで、将来、住宅購入に必要な資金がいくらなのか、貯金を減らさずに収支を保つにはどうしたらいいのかを知ることができます。

住宅購費とローン返済額

まず、子育てしている共働き世代の約7割が自己所有の持ち家に住んでいます。

小さな子供がいると、走り回る騒音などご近所トラブルを考えての購入といった理由も多いかと思います。

国土交通省の報告書から引用すると、住宅購入の平均額がこちらです。

・注文 住宅 4, 615 万 円
・分譲 住宅 3, 851 万 円
・中古 住宅 2, 585 万 円

やはり、かなり大きな買い物ですね。

その支払い方法は、もちろんローンが大半です。

平均的な返済期間は、約30年です。

毎月の返済額の平均は、約8~10万円となっています。

仮に頭金無しのフルローンで、住宅を30代で購入したら、ローンを払い終わるのは退職間近の60代になる人がほとんどです。

自己所有の持ち家は、マンションや賃貸と比べて空間を自由に使えますよね。

長年に渡って自分や家族を守ってくれる快適な場所です。

まさに最大の必要経費と言えます。

だからといって、購入時に持ってるだけの頭金を払い、毎月払えるだけ返済し、ボーナス払いも組み入れるべきでしょうか?

答えは「ノー」です。

住宅ローンの返済方法を工夫する

今の日本は超低金利で、変動金利なら0.4%もちらほら見かけます。

仮に2,000万円の住宅を変動金利0.4%、35年のフルローンで購入すれば毎月約51,000円の返済になります。

もし2,000万円を住宅購入費にあてず、株式投資の年4%で運用すれば、年80万円のキャピタルゲインとなります。

つまり、毎月約66,000円の運用利益が出るので、そこから住宅ローンの5万円弱を返済してもお釣りがくる計算になります。

ローンの返済を労働収入ではなく、株式運用で行うということですね。

もちろん株式ですので経済動向により利益は変動しますが、年4%の商品は実際ありますし、計算上は成立するお話です。

株式運用の正しい知識は必要ですが、この方法ですとあなたの貯金を一切減らさずに住宅費を処理できます。

いかがでしたでしょうか。

低金利を活かすことで、貯金を増やしながら住宅ローンも楽に返済するお話でした。

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