前回の記事では、ジュニアNISAを絶対にやるべき理由と題して、
・NISAとは何か?
・ジュニアNISAのポイント
について説明してきました。
後半はジュニアNISAの意外な事実についての説明です。
ジュニアNISAは廃止が決定している!
実はジュニアニーサですが、2023年で廃止が決定しています。
「えー!!」と、ここまでせっかく読んできてびっくりした方もいるかもしれませんが、もう少し読み進めて下さいね。
廃止の理由には、他の2つのNISAと比べてジュニアNISAの申込者数が少ないことがあるようです。
しかし、廃止と引き換えに制度が大幅に緩和されます。
その一つが、運用期間の延長です。
ジュニアニーサ最大のデメリットである5年縛りが無くなるのです。
これにより、18歳まで運用し続けた分は非課税となります。
これはかなり大きなメリットです。
いつでも現金化が可能に!
次に注目すべきポイントは⑤18歳まで引き出しが出来ないルールです。
これも先程申し上げた制度の緩和により、18歳未満でもいつでも引き出しが可能となりました。
必要な教育資金は、大学や専門学校の入学資金ばかりではありませんよね。
塾や留学など、途中で柔軟に使えるメリットになるかと思います。
ジュニアNISAの申し込みは急に増えた
これら2つの制限緩和を受けて、ジュニアNISAが廃止と発表されたにも関わらず申込者数が増えています。
終了の2023年までにその恩恵に与ろうとの駆け込み申請ですね。
読売新聞オンラインでも掲載がありました。
ジュニアNISAはどれくらい儲かるの?
ところで、ジュニアNISAを検討しているかたは、次の2つの心配から申し込みに踏み込めずにいるかもしれません。
1.投資して増えるのか?
2.逆に減ることは無いのか?
ジュニアNISAも投資商品なので「運用結果は、経済の動き次第で上がったり下がったりする」というのが正確な答えです。
しかし、かなりの高確率で上がる手堅い商品もあります。
例えば、ジュニアNISAで買える商品の一つにS&P500に投資するものがあります。
S&P500というのは、米国を代表する有名500社に分散投資する商品です。
これまで何度も暴落がありましたが、そのたびに回復し、長期的に見れば着実に右肩上がりとなっている投資商品です。
ジュニアNISAのシミュレーション
1つシミュレーションとしたいと思います。
2023年末つまり、ジュニアNISA廃止までに年間投資上限の80万円を2回、160万円分購入したとします。
その後は、新規の購入はできませんので、素直にホールドして運用を続けたと仮定します。
仮にS&P500の利回りを10%として計算した場合、10年後の元本+運用利益の合計は415万円程となります。
ジュニアNISAでなければ、運用収益の255万円から20%の51万円が税金として差し引かれてしまいます。
51万円あれば、色々な習い事や塾、体験をさせてあげられると思いませんか?
とてもメリットのある資産運用と言えます。
ジュニアNISAのまとめ
ジュニアNISAについては、
・現在投資中の方は、引き続き運用を続けるのがベター!
・購入を迷っているなら投資すべき
ということを過去のデータが物語っています。
ジュニアNISAを上手く使って教育資金など作っていきたいですね!
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