お金を貯め始める前にやってほしいことがあります。
それは「自分にとっての理想の暮らしを具体的にする」こと。
ここが強ければ強いほど、より大きなお金をつくることができます。
逆に言うと、理想の暮らしが出てこないなら、お金を貯めるのは難しいです。
なぜなら、目の前の楽しさにお金が出ていってしまうからです。
具体的にすべき理由は「本当に必要か見極める」ためです。
お金は単なる紙切れで、1万円札の原価はたったの17円。
お金が力を持つのは何かと交換するときで、その「何か」が本当に必要なものかが重要です。
例えば、素敵な服を買ったり、旅行に行ったり、美味しいものを食べたり、人それぞれ。
私の理想の暮らしの一つに「好きなときに湖畔でゆっくりと過ごす」があります。
これは人によっては「虫がイヤ」「コンビニがないとイヤ」と感じるかもしれません。
それでも私にとっては最高の価値があります。
理想を具体的にシミュレーションし、達成された後の生活を細かくイメージすることが大切です。
次に「お金を使う優先順位」を考えることが重要です。
私が理想の生活を設定してから、お金の使い方が大きく変わりました。
目の前の楽しさにお金を使うのではなく、本当にやりたいことや欲しいものに使いたい気持ちが強くなります。
私が欲しいのは湖畔で楽しめる時間やアウトドア用品であって、高い時計や車ではありません。
お金を使うルールは自分で決められますが、何に使うべきかが明確でないと目の前の楽しさに流されてしまいます。
カクテルパーティ効果
「カクテルパーティ効果」という現象があります。
多くの雑音の中でも、自分に必要な情報だけを聞き分ける力です。
自分の理想に基づいて必要な情報を選ぶことができます。
これは「達成に必要な情報を得るため」にもつながります。
理想を洗練させる情報と、その達成に役立つ情報を得ることができます。
理想の生活が見える化されると、自分と情報との間に「フィルター」が差し込まれ、これまでスルーしていた情報をキャッチできるようになります。
健康を意識したとたん低カロリーの商品が気になるように、自分の理想を達成する情報を引き寄せる力を持てるようになります。
この選択ができないと、不要な情報に振り回されてしまいます。
理想の生活のイメージは最初から完璧ではありませんが、具体的で鮮明にイメージできれば実現は確実です。
あざやかにイメージできれば、それが現実になるのは間違いありません。
鮮明にイメージできれば、もう達成したと同じです。少しワクワクしてきませんか?
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